マルシェに出店が決まったら、さまざまなものの準備が必要です。

当キッチンの利用者さんのほとんどが「作って売る」ことが 初めての方ばかりです。

そんな皆様の多くの声を踏まえてとくにこれだけは外せない! といったものを経験を踏まえてまとめてみました。

1.商品の製造・準備

ポイント

オープン時間は11時~16時ぐらいまでが多いので、営業時間5時間でどれだけ売れるか?まずはそこからの挑戦です。

① 売り切れる数を準備

売りたい商品の特性と費用からですが、まず30~50食程度からスタートする方が多いです。売れるか売れないかわからないのでそんなに費用もかけれられないし、かといって余ってしまっても処理できる量にしておいた方が安心です。かといって、商品が少なすぎると寂しいのでディスプレーのサイズとどう並べて見せるかも、商品を作る前に一緒に考えておきましょう。

② 製造許可のある場所で作る

販売目的の食品製造には必ず製造許可が必要です。名古屋近郊であれば、当社が運営するクラウドイーツ名古屋丸の内がベストです。

③ 食品表示ラベル

食品表示法に則りしっかりと記載しましょう。賞味期限は商品によりますが焼き菓子は安全を見て最大1週間程度、そうざいの場合は当日が基本です。

2.ディスプレー

ポイント

まずは手書きでディスプレーのイメージを書き出してみると必要なものが明確になります!

① プライスカードと金額

商品名と価格を明記したカード。1枚ずつ手書きしても良いですが何よりわかりやすく金額を書いておくようにしてください。できるだけ価格は統一しておき、税込みでお釣りの無い価格帯(100円単位・50円単位)が理想です。売切れた場合のことを考えて「本日の分は終了しました」などのカードも準備しておくと良いです。

② 店名がわかる看板やポスター

今後も出店することも踏まえて、まずは自分のお店の名前を決め手デザインし、メインの商品とキャッチコピーを考えましょう。SNSのQRもお忘れなく。立て看板やのぼりもあると良いですが、出店場所の制約があるので主催者に確認をしてから準備してください。デザインはスマホなどのアプリや無料で作れますが、クラウドワークスやココナラを使ってプロに安く頼むことも可能です。当社でも安くやっており実績も多数あります。

③ リーフレット・ショップカード

次回の出店情報やSNS、ネット販売の場合はショップのQRも記載、買っていただいた方に商品といっしょにお渡しすると効果が大きいです。公式LINEを作っておくと尚良いですが、最初はまだそこまで準備しなくても大丈夫。最低限の情報を記載しておきましょう。

3.店舗備品

ポイント

まずは主催者にスペースのサイズと条件を確認すること!テーブルは横幅1.5~2M奥行45~60cmが多いです。

具体的な確認事項

  • 出店スペースのタテ、ヨコ、高さ
  • 屋内外のどちらか
  • テーブルのサイズ
  • 対応最大人数
  • 電源の有無
  • 営業時間と自信の移動手段
  • 駐車場の場所

など

① テント・パラソルなど主要設備

主催側からレンタルする場合も多々あります。買っている方は2Mx2Mのタープを購入されている方が多いです。だいたい1万~2万円の間で購入できます。

② テーブル(折り畳み式)とイス

持ち運べるものを準備しましょう。アウトドア用に売っているものから探すと良いでしょう。

③ ディスプレイ用トレーやお皿

商品を見やすく並べられるように。テーブルクロスはショップのイメージカラーやディスプレーの什器とのバランスで選びましょう。

④ 購入商品を入れる袋

レジ袋や紙袋など。オリジナルを作ると高いので紙袋を買ってスタンプを押したりシールと貼ったりすると良いでしょう。

⑤ クーラーボックス・保管容器

商品運搬保管用にクーラーボックス・発泡スチロール保管ボックス、電源がある場合は冷蔵庫なども。

⑥ 消毒用アルコール

安全と衛生は常に細心の注意を払いましょう。雑巾・ティッシュなど拭き取りようのものも準備してください。

⑦ ゴミ袋・ゴミ箱

ゴミ袋は、その場で調理しなければ経験上ほとんど出ないので、そんなに大きくなくても大丈夫です。ただ、購入された方が食べたごみを自店舗で回収する場合もありますので要確認です。

⑧ 小道具類

はさみ・カッター・養生テープ・インシュロック・油性マジック・クリップ・輪ゴム:経験上あってよかったと思ったものです。

⑨ 台車

それらを運ぶ台車も欲しい所。こちらもキャンプ用品売り場などにあるものが使い勝手がよくみなさん利用しています。当シェアキッチンでは貸し出しも行っています。

4.お金回り

① コイントレー

お金の受け渡しをスムーズにするために合った方が良いです。

② 金庫

鍵付きのものが安心です。販売するものの単価によりますが小銭は多めが基本です。先でも述べましたが最小単位は50円がよいでしょう。

③ 領収書

必要な場合に備えて準備しておいた方が良いものです。100円ショップで売っています。注文をうけてから調理する場合は注文伝票も。(忙しいお店のみ)

④ 電卓

計算ミスを防ぐため必ず準備してください。(スマホでも良いです)

5.その他

① 照明類

夜まで営業する場合は、電源の有無を確認の上で準備。延長コードもお忘れなく

② ポリタンク

許可の内容により手洗い用のポリタンクが必要な場合があります。バケツとセットで準備しましょう。

③ ポータブル充電

スマホの電源は絶対に切らさない様に!!

愛知・岐阜・三重でマルシェ出店やってみたい!と思っているかたは、
クラウドイーツまでお気軽にご相談ください。

追伸:ちなみに下のイラストは「女の子が焼き菓子を売っているマルシェのイラスト絵を描いて!」とAIにお願いして出来上がったものです。面白いので採用しました。